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捨て身の芸で素晴らしい音を残してくれたロジャー・トラウトマン


トーキング・モジュレターというエフェクターがあります。楽器や機材に興味が無い人には馴染みが薄い物だと思いますが、要するに電気的に楽器の音を変える機器の一種です。

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トーキング・モジュレター

このトーキング・モジュレター、他の機材と大きく違う点がひとつあります。なんと楽器の音をゴムのチューブを通して自分の口の中に引っ張って来て、口の開閉により音を変えて行くという超アナログな仕組みで音を変える機材なんです。

文書だけだと分かりずらいと思いますので、ボン・ジョヴィのリッチー・サンボラがトーキング・モジュレターを使ってレコーディングしている動画あったので、こちらをご覧ください。


Richie Sambora in the studio with Heaven & Earth

このトーキング・モジュレター、リッチー・サンボラ以外にもジェフ・ベックやピーター・フランプトンの使用で有名ですが、彼らはライブの中で数曲使うだけです。それに対して今回紹介するZAPPのロジャー・トラウトマンは、キーボードにトーキング・モジュレターをかけてライブの間中ゴムのチューブを咥えっぱなし!全編トーキング・モジュレターと言って良い程の使用頻度です。

想像してみて下さい。ゴムのチューブを通して大音響の楽器を口の中で鳴らしているわけですよ。長時間使えば振動で脳に影響は出るし、奥歯や虫歯の治療の詰め物なんてドンドンとれてしまうと思います。自分は使った事はありませんが、昔から「トーキング・モジュレターをずっと使っていると気が狂う。」という噂がまことしやかに囁かれていましたが、満更嘘とも言い切れません。

因みに他に声を変える機材というと【ボコーダー】と言うものがあります。YMOの「テクノ・ポリス」の”トキオ”とかEW&Fの「レッツ・グルーブ」とかは【ボコーダー】です。【ボコーダー】は完全に機械任せで音を変えますから、脳や歯にダメージを受ける事はありません。

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【ボコーダー】

このトーキング・モジュレターを使って、命を削って素晴らしい音を残してくれたのがZAPPのロジャー・トラウトマンです。音だけ聞いているとトーキング・モジュレターを使ったロジャーの芸当が伝わらない事もあるかも知れないなと思い、長々と説明させて頂きました。

彼が残した音は名盤揃いですが、今日はZAPPの2枚目「ZAPPⅡ」を紹介します。

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ZAPP/ZAPPⅡ


トーキング・モジュレターを使い続けた結果、ロジャー・トラウトマンは体を壊してしまいます。そして実の兄に殺されるという悲劇的な最後を迎えてしまいました。 せめてロジャー・トラウトマンが命を削って作り上げた素晴らしい音が、100年後も残ってくれる事を願います。名盤ですのでまだ聞いた事の無い方は、是非1枚如何でしょうか?




もうすぐ名作のリマスター盤が発売されます。

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RCサクセション/シングル・マン

忌野清志郎さんの命日である、平成27年5月2日(土)にRCサクセションの3rdアルバム、「シングル・マン」のリマスター盤が出ます。

自分は、実はまだ予約していません。どれを買うか迷っています。

今回発売されるのは、
SHM-CD盤でシングルを4曲ブラスした物と、アナログ盤でオリジナルに準じた収録曲の物です。価格はSHM-CD盤が2,500円で、アナログ盤が3,500円!

んで、現在我が家のレコード棚には、(再発盤ですが)「シングル・マン」のオリジナルアナログ盤はあるという状況です。

今回ようにアナログ盤も同時発売されると、毎回どちらを買うか迷います。前にも書きましたが両方買っていた時期もあるんですけど、そろそろ棚が限界なので少しセーブしています。それに両方買っても聴くのはどちらかに限定されてしまって、聴かない方は開封するのがもったいなくなって、結局保存用になってしまっていましたので…。これでは買う意味無いし…。今回はやっぱSHM-CD盤にしようかな。

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「シングル・マン」というアルバムは、RCサクセションが一番売れていなかった時代に録音された作品です。お蔵入りという危機を乗り越えて発売されたものの、すぐに廃盤になってしまいました。しかしその後4リズム編成になり大ブレイクしたRC人気で再発運動が起こり、めでたく再発売という経緯を経て、広く世の中に聞かれた作品です。自分もこの再発盤を所有しています。

内容は録音当時のRCの状況が反映されたような、ヘビーで暗い作品ですが、名曲揃いの名盤です。今回リマスター盤が出るのは嬉しい限り!後世に残したい名作です。

■SHM-CD盤の収録曲です。
1.ファンからの贈りもの
2.大きな春子ちゃん
3.やさしさ
4.ぼくはぼくの為に
5.レコーディング・マン(のんびりしたり結論急いだり)
6.夜の散歩をしないかね
7.ヒッピーに捧ぐ
8.うわの空
9.冷たくした訳は
10.甲州街道はもう秋なのさ
11.スローバラード
<追加収録>
「スローバラード」(シングル・バージョン)
「やさしさ」(シングル・バージョン)
「わかってもらえるさ」
「よごれた顔でこんにちは」



キャンディーズが大好きでした。


大昔の話ですが、キャンディーズが大好きでした。

中でもミキさんのファンでした。

しかし(当時)ミキさんは、キャンディーズの3人の中で一番人気が無かったと思います。たのきんトリオなら野村のよっちゃんのポジションでしょうか。(この例えも古すぎて理解不能な人多数??)

でもこの写真を見て下さい。

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キャンディーズ:その気にさせないで/一枚のガラス

女性のルックスは時代により流行りがあると思いますが、今見るとミキさん(左)のルックスが一番古くなっていないというか、2015年なら一番受けるタイプだと思うのですが如何でしょう?嘗てのファンの贔屓目かな。?

キャンディーズ解散後、ソロになって芸能界に残った2人とは違い、ミキさんは短期間しか業界にいませんでしたので、残された音源も少ない物です。

シングルが1枚とLPが1枚だけ、でも内容はなかなか凄い豪華な作りのテクノ歌謡ポップに仕上がっています。作家陣だけでも、 細野晴臣さん、松本隆さん 、高橋幸宏さん、大村憲司さん、白井良明さん、そしてなんと仲井戸麗市さんも曲を提供しています。

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藤村美樹:夢・恋・人/春 mon amour

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藤村美樹:夢恋人

アルバムの方は、今ではボートラ入りで新品が手に入るようです。

かつてのミキさんファンの同志の諸君!は、昔を思い出して購入してみて下さい。
もちろんリアルタイムでキャンディーズを知らない世代の人にもお勧めです。


品切れ、そして高価なレア盤にならない事を祈りつつ

国分友里恵さんのCDが復刻していました。

昨年のファーストアルバムに続いて、今回は2nd・3rd・7thの3枚のようです。

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国分友里恵「Steps+2」

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国分友里恵「Silent Moon+1」

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国分友里恵「Reservations for Two+1」」

実は小生、このうちセカンドアルバムの「Steps」は、アナログ盤で入手済みでして…。
結構レア盤で高価になっていたので、悦にいっていたんです。

それが今回ボートラ入りで復刻ですからね。少し微妙な気分なんですが、でも本来は「高価なレア盤」なんて不健全な考え方で、素晴らしい音楽が安価で入手可能になった事は、喜ぶべきですよね。

内容はlight mellow系?city pop系?で、素晴らしい仕上がりです。

国分友里恵さんは、ここ数年はずっと山下達郎さんのツアーに参加されているので、毎年のようにお姿を拝見出来ていますし、その前は吾妻光良 & the swinging boppersの鴬谷でのライブのゲストで出られらのも見れたので、生で歌う姿を5~6回は見てます。いつまでも現役でステージに上がり続けて欲しいシンガーの一人です。今度はご本人名義のライブも行きたいな。

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吾妻光良 & the swinging boppers「STAGE & BACKDOOR/JUMPIN' AT THE CUCKOO VALLEY」(DVD)

この素晴らしい音源が、品切れ再入荷未定になんてならないように、長く売れ続けてくれる事を願います。



ボストンが来ていた。

もう日本では、知っている人の方が少なくなってしまったのでは無いか?と思ってしまう程ですが、かつての大御所バンド「ボストン」が35年ぶりの来日公演を行ったようです。※知りませんでした。でもライブは満員になったようです。よかったよかった。

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何年か前にオリジナルのヴォーカリストが亡くなったという情報が流れた時には、もう活動は出来ないんじゃないかな?と思っていたのですが、トム・ショルツ先生(67歳)元気です。

ボストンといえば、トム・ショルツの完璧主義ゆえ寡作である事で有名でしたが、今回の来日は昨年(2013年)に出たニューアルバムのプロモーションって事なんでしょうか?

ニューアルバムは未聴なんですが、ボストンと言えば、キャッチ―なメロディーと分厚いギターオーケストレーション+コーラス、後の産業ロックの雛形ですが、ジャーニーやスティクスとかと比べると、ビジネス臭はしないので、その辺は好感もてます。

デビュー当時を原体験した者としては、おすすめは1stか2ndですが、この手を音が好きな人なら、どれ聞いても気にいると思います。

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今聞くと古さを感じるのは否めませんが、当時こんな音出すバンドいませんでしたからね。作曲や編曲だけに留まらず、流石マサチューセッツ工科大学卒業で理系の天才トム・ショルツ先生、機材の方もいじったりしたんでしょうね?すごい音出していました。(後年バンド放り出して、ロックマンというエフェクターのメーカーを運営していたのも懐かしいですね。我が家もありますよ。ロックマンのディスト―ション。)

今回の来日公演は、若いお客さんも多かったようです。ボストンの全盛期を知らない世代にも聞いて欲しいかな。ハードロックとかプログレ・アメリカンなロックが好きな人なら気に入ると思いますよ。何年か前にリマスターされたCDが今でも新品で手に入るようです。


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Author:average☆guy
音楽好きな平均的な男です。

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