ビザール・ギターの写ったレコード・ジャケットⅡ


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2016年2月に「ビザール・ギターの写ったジャケット」というエントリーをあげて「ビザール・ギターの愛用者は多いのに、ビザール・ギターが写ったレコード・ジャケットが少な過ぎる」と文句を言ったのですが…。

過去記事「ビザール・ギターの写ったジャケット」
http://letsbuymusic.blog.fc2.com/blog-entry-137.html

ブログをアップした後から、当然記事中に入れるべきだったブツを忘れていた事に気付いたり、新しいビザール・ギター・レコジャケが見つかったりして、新しいネタが溜まって来たので今回第二弾です。よろしくお付き合いの程を…。




早速ですが、前回のエントリーでミスター・ビザール・ギターのお一人であるリンク・レイ先生のアルバムを入れなかったのは、大変な失敗でした。






まずはこちらをご覧ください。




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Link Wray/Rumble: Best of Link Wray




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Link Wray/Early Recordings




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Link Wray/The Pathway Sessions




リンク・レイ先生はシングル盤時代の人なので「ビザール・ギターの写ったジャケット」のアルバムといっても近年の編集盤や新譜が多いのですが、それでもダンエレクトロ、スプロ、ヤマハ!。流石のビザール・ギター愛用ぶりです。すばらしい!






続いては、こちら!




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The Shaggs /Philosophy of the world




ザ・シャッグスのアルバムは、前回エントリーした直後に「これ忘れてた!」と慌てた1枚です。ジャケに写っているギターは、「アバロン」という謎のメーカーらしいです。e-bayでも売っているの見た事ないですから、今となっては超レアギターなのかもしれません。モズライト+バーンズ風のバッタ感が最高です。






続いては、こちら!




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The Head Coatees/The Sisters of Suave




今回のエントリーを書く切っ掛けになった1枚です。ディスク・ユニオンでレコードを漁っていて出会いました。全然知らないバンドでしたけど、EKO?、ハグストロームとダンエレクトロ!ビザール・ギター・レコジャケとしては完璧です。






最後は、このレコードです。




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Richard Lloyd/Real Time




リチャード・ロイドの事はもちろん知っていましたし、テレビジョン解散後ソロアルバムを出している事も確認していました。でもテレにジョン時代のストラトやテレキャスのイメージが強くて、ビザール・ギターとは結び付かなかったんですけど、こんなアルバム出していたんですね。赤のダンエレクトロは近年再発物でしょうか?それでも堂々たるビザール・ギター掲載アルバムです。







「ビザール・ギターの愛用者は多いのに、ビザール・ギターが写ったレコード・ジャケットが少な過ぎる」とか言ってしまいましたが、私が無知なだけで、探せばまだまだビザール・ギターが写ったレコジャとの出会いは期待できそうです。またブツが貯まったら、紹介させて頂きたいと思います。






今回はこのへんで…。







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ビザール・ギターの写ったジャケット


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所謂ビザール・ギターを愛用しているミュージシャンは、枚挙に遑がありません。

ビザール・ギターとは?

たとえばベック君(シルバートーンがヘタって来たのか、最近はストラト・トーンの初期型も弾いていますね。カッコ良いです。)
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もちろん大御所ライ・クーダー先生も
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エルビス・コステロさんも、マグナトーンやダン・エレクトロとか愛用してますね。
DANELECTRO_costello_R.jpg

その他にも沢山のミュージシャンが、ビザール・ギターを愛用しています。(日本人なら浮雲さんとか…)

でもビザール・ギターの写ったジャケットって、探してもあまり見つけられません。

ベック君はシングル盤のジャケでは使ってくれているんですけど。
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Beck/Hell Yes
(でもアコギのビザールだと、エレキに比べるとインパクトが劣っちゃいますね。)



というわけで、【ビザール・ギターの写ったレコード・ジャケット】探してみました。

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T-Bone Burnett/ True False Identity
写っているギター⇒KAY

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Howlin' Wolf/Chess Box
写っているギター⇒Teisco:TRG-1

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Spencer Bohren/Born in Biscayne
写っているギター⇒National?

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David Lindley & El Rayo-X/Win This Record
(ミスター・ビザール・ギター!私はリンドレー先生でビザール・ギターを知りました。)
写っているギター⇒KAY&Danelectro?

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Hound Dog Taylor& Houserockers/same title
(テイラーさんはセカンドアルバム以降も、ビザール・ギターの写ったジャケットが沢山あります。)
写っているギター⇒KAWAI?

ととりあえず今回はこんな感じです。

ビザール・ギターの愛用者の数と比べる、ビザール・ギターの写ったレコード・ジャケットは少な過ぎます。

自分は内容に関係無く、ビザール・ギターが写っているだけで、そのレコード欲しくなっちゃいますけどね…。

ミュージシャンの皆さん!是非ビザール・ギターの写ったジャケットで作品発表して下さい!買いますよぉ!





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日本初のビザール・ギタリストは誰だ?

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田端義夫さん(愛称:バタヤン)といえば「ナショナル1124」!長年このギターを気にいって愛用されていました。

しかし今でこそナショナルのソリッド・ボディーのエレキ・ギターはビザール・ギターに分類されていますが、田端さんがこのギターを購入したのは1954年(昭和29年)の8月の事(映画「オース!バタヤン」のパンフレットより)だそうですから、当時は当然ビザール・ギターなんて認識は無かったでしょう。



1954年(昭和29年)といえばフェンダーのストラト・キャスターは発売された年であり、レス・ポールやテレキャス等の現代の王道ギターも、まだ新製品と言って良い時期です。ソリッドのエレキ・ギターが、やっと市販され始めたばかりで、しかも敗戦から9年しか経っていない日本ですから、田端さんは王道バリバリのギターとして「ナショナル1124」を購入されたんだと思います。

「ナショナル1124」は、今ではレアなモデルなので、自分も弾いた事はありません。なので田端さんが弾いている映像や音などで判断するしか無いのですが、歌を歌いながら弾くには良いサイズでしょうね。音の方も普通弾き語りをする人は、ギターでコードを中心に弾くものですが、田端さんはイントロのメロディーや歌中のメロディーも弾きながら歌ったりして、かなり特異なスタイルなのですが、とても良い音されています。流石日本初のブルースマン田端義夫の愛器ですね。

田端さんは亡くなるまで「ナショナル1124」を愛用し続けます。かなり改造されているのでビザー・ギター特有のいい加減さは無くなっていたみたいで、チューニングやオクターブ調整も完ぺきだったそうです。

比べられる事が無いのでなかなか気付きませんが、田端さんは1919年1月1日の生まれですから、たとえばアメリカのブルースのオリジネイター達、ロバート・ジョンソンは1911年5月8日生まれ、マディ・ウォーターズは1915年4月4日生まれなので、田端さんは彼らと同世代と言って良い年齢です。そう考えると田端さんの先見性に驚かされます。まだ本国アメリカでもブルースなんて一部の愛好家や研究者だけの物であった時代に、日本では田端義夫さんというブルースマンが、ギターを弾きながら日本のバラッドを歌っていたのです。もっともっと評価されるべき人だと思いますし、世界に誇れる人だと思っています。

田端義夫さんのおすすめアルバムは、今では沢山のベスト盤が出ているので、その中から選んで聴いて頂ければ良いと思いますが、興味がある方は田端さんの映画「オース!バタヤン」のDVDを購入してみて下さい。田端さんの半生を綴ったドキュメント映画です。ナショナル・ギターの音も単独で弾いているシーンがありますから、ギターの音もしっかりと確認する事が出来ますよ。




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ビザール好きが好き①

ビザールギターについての説明は以前しましたので、今回はしませんが…

>ビザールギターの話
http://letsbuymusic.blog.fc2.com/blog-entry-29.html

ビザールギターを拘って使い続けている人や、ビザールギターの音が聞ける盤をシリーズで紹介して行きたいと思います。

第一回目は、T-ボーン・バーネットさんです。(この人の名前T-ボーン・ウォーカーとハウリング・ウルフの本名:チェスター・バーネットを合体させたステージ・ネームだと勝手に勘違いしていたんですが、どうもバーネットの方は本名みたいです。)

使用しているギターはKAYが多いようですが、
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その他にもダン・エレクトロやナショナルを使っている写真もありますから、結構なコレクションのようです。

プロデューサーとしての知名度の方が高い人でけど、本人名義のアルバムも最高に良いですよ。

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T-Bone Burnett/ True False Identity

内容はアメリカン・ルーツ・ミュージック系のソングライターといった感じです。全体的に地味ですけど、兎に角音が良いし聴いていて気持ちの良いアルバムです。

おそらくご本人はKAYのギターを弾いていると思いますし、マーク・リボーも参加しているので、ビザール・ギターの音に溢れています。後はビザール・ギターとは関係無いですけど、ジェイ・ベルロ―ズがドラムを叩いている曲もあるし、良い音を出すミュージシャンを集めて作った感が最高です。

自分が購入したのは片面がCDで、もう片面がDVDという物で扱い辛いですけど、お得感はあります。是非購入して聴いてみて下さい。



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